敬老の日
今年は殊のほか、記録的な暑さの続いた夏でした。お年寄の皆さんも一生懸命頑張ってこられました。いつしか時もめぐり敬老の日を迎える候となりました。この暑い夏を乗り切ったエネルギーを絶やさず頑張って下さい。

緑寿園 副園長 小 川 茂

平成16年9月号


緑寿園は皆様のご健勝をこころよりお慶び申し上げます。

緑寿園をご利用いただきます皆様の多くの方が85歳を超えています。昨年の平均寿命は女性で85歳を超え、男性は80歳に近づいていますが、80数年前の平均寿命は60歳台であったことを考えますと長寿者として選ばれたともいえるでしょう。

この100年間には、いくたの戦争があり、大きな災害があり、健康被害を伴う公害や、交通事故、病気など多くの困難があり生命の危機に直面してもきました。そのなかで長寿を実現している皆様はまさに選ばれた方です。


今 年、国の進めてきた老人保健法による保健事業の評価や見直しがおこなわれています。これまで「65歳を元気に迎えよう」と成人病予防や、生活習慣病予防に 力を注いできた国の老人保健事業は成果を上げて、「85歳を元気に迎える」と目標をあげようとしています。一段とパワーアップしています。目標を一挙に 20年も延長しました。

それにしても、この20年の長さの意味をどのように理解していったらよいのか戸惑うのは、いまその年齢にいる皆様かもしれません。

老人保健事業は、介護予防と関連させて地域での介護予防、介護サービスにおける介護予防と変化していきます。老人保健の主要な事業に、「低栄養防止」があ ります。この飽食の時代に低栄養とは不思議な気もしますが、口腔の障害や不具合、食事を作ることができなくなってきた高齢者の低栄養は、健康障害を招いた り事故をおこしたりもしています。自分たちだけで生活していくには不安を強く感じる社会です。近隣のかたがたとの緩やかなふれあいによって、少しでも安心 した毎日であるようにさまざまな試みが行政によっても地域の住民の間にも広がってきて心の安心となっています。一人だけで生きていくと肩肘張らずに、緩や かなふれあいに支えられて、地域の住民の方々とともに長くこの地で生きていく覚悟を伝え合うことが大切な時代になってきました。


今から100年前、明治37年2月にロシアと戦争があり、私は7月に山間僻地のあばら屋で産声をあげ父母の愛情のもとすくすくと成長し近所の兄さん達と山で兎や蜂を追いかけ蝉やとんぼを捕まえ、川では鰻やどじょう、小魚を捕ったりと、いろいろな遊びを覚えました。

明治天皇のご病気平癒祈願の国民的念願も甲斐なく7月30日崩御せられ全国民の悲嘆哀愁の念は最高でした。大正8年、青雲の志を抱いて上京日本橋の薬品卸 売り会社に就職、関東大震災で丸焼けとなりましたが、健康には自信がありました。当時は20歳になると徴兵検査があり久しぶりに帰郷、家族全員の健康を喜 び合いました。然し世の中はなんとなく騒がしくなって来ました。そんな中でしたが縁あって結婚しました。

昭和11年2月26日一部の陸軍青年将校により事件勃発し、いよいよ軍事色が濃厚になりました。

12月8日朝ラジオをつけましたら緊張した声で、突然米英との宣戦布告と真珠湾攻撃のニュースが流れ、いよいよやったなという感じでした。

昭和19年6月に召集令状(赤紙)が来て第三師団名古屋衛生部隊に入隊3ヶ月の訓練で入隊となりましたが、当時の状況を考え10月に家族五名岐阜の山の中へ疎開させました。

昭和20年8月15日ラジオニュースの玉音放送で終戦と知り、張りつめた弓が切れたような虚ろな気持ちとやれやれ終わったかと安堵の気持ちが交錯して複雑な思いでした。

昭和20年10月1日に武蔵野市へ全員転入、やっと落ち着きました。

平成3年6月退職し老人クラブで各種の催しに参加しつつ11月より緑寿園ケアセンターに週2回バスで送迎して頂きながら通園、絵画・陶芸・書道・手芸等に参加させて頂き、楽しく有意義に過ごさせて頂きました。

平成13年11月からは特養でお世話になり前記の他、籐細工、歌を歌いましよう会、古典を旅する会等に参加、ボケ防止にもと、励んで居ります。お陰様で7 月5日で100歳を迎へさせて頂き記念に写真を3階に飾って頂き、先輩に仲間入り出来、末永く皆様にお目にかからせて頂け感謝と光栄に存じます。今後とも よろしくお願い申し上げます。


たとえば・・・

 

一人暮らしの母は、勧められると必要の無いものまで買ってしまう。

両親が地方に住んでいる。

福祉サービスを受けさせたいが痴呆が少しでてきており、手続きができない。

父が痴呆のため老人ホームに入っている。父の財産管理を第三者に頼みたい。

最近もの忘れがひどくなった。

同じ物を買い込んだり、高額のものをすすめられて買ってしまう。

この先支払いのこと等で失敗しないか心配。

  1. 地域福祉権利擁護事業
    • 福祉サービスの利用手続きや支払いなど、1人でする事が難しい方のお手伝いをします。
    • 本人に契約締結能力があることが前提です。

  2. 成年後見制度
    • 判断する事が不十分な方に、法的に決められた後見人が手助けし、権利や財産を守ります。
    • 申立てできるのは、本人、配偶者、四親等内の親族です。
      身寄りのない人の場合は市区町村長などが申立てできます。

相談先は
西東京市

  1. 社会福祉協議会 0424-38-3776  
  2. 権利擁護センター「あんしん西東京」0424-22-8877

武蔵野市 1.2.とも 福祉公社  0422-23-1165
小金井市 1.2.とも 社会福祉協議会事務局  042-386-0294 各在宅介護支援センターもご相談に乗っています。
緑寿園在宅介護支援センターの受持ち地域は西東京市の新町・柳沢・住吉町です。
0424-62-1695

地域福祉権利擁護事業では (各自治体によって内容にちがいがあります)

福祉サービスの利用援助 福祉サービスについてのご案内
福祉サービスの利用手続き・利用料支払いの手続き
日常的な金銭管理サービス 年金・福祉手当の受け取りに必要な手続き
公共料金や家賃などの支払手続き・預金の出し入れ
書類等の預かりサービス 通帳・印鑑・権利証などのお預かり

* 契約前の相談は無料です。  * 契約後の支援は有料です。
* ご本人と契約の後、生活支援員がお手伝い(支援)をします。

 

成年後見制度では

痴呆や障害などで十分に判断する事ができない方が、福祉サービスを利用する時や
財産を取り引きする時など、手続きや契約を行う時に後見人がサポートします。

契約などの内容に
「同意」する
本人の「代理」として
契約などを行う
同意無しに行った契約などを
「取消」する

*法定後見人は家庭裁判所が決めます。
*利用するまでには2~5ヶ月要します。
*申し立て費用(1~2万円)やご本人の判断能力がどの程度かを医師に判断してもらう鑑定費用(10万円程度)等がかかります。
*後見が始まり、後見人に支払う費用(報酬)は本人の支払能力などに応じ、家庭裁判所が決めます。

申し立て先:東京家庭裁判所 八王子支部 0426-42-5195
手続案内サービス・ファックスサービス:東京家庭裁判所家事手続案内サービス 03-3503-4355

今は心配ないが、将来わからなくなった時のために予め後見人を決めておくこともできます。
⇒⇒任意後見制度


*「あなたが当選しました。プレゼントを差し上げます」と呼び出される。

*「無料で点検します。ここが悪いので交換を」と高額商品を売りつける。

 

    お得!もうかる!体にいい!ためになる!には要注意!!

 

「しまった!」と思ったら、クーリングオフ!! 契約書交付後8日以内であれば「申し込みの撤回」「契約の解除」ができます。東京都やお住まいの市の消費生活相談窓口(消費生活センターなど)にお問い合わせ下さい。

 

東京都消費生活総合センター(飯田橋) 03-3235-1155

武蔵野市消費生活センター 0422-21-2971

小金井市消費生活相談室 042-384-4999

西東京市消費者センター相談室 0424-25-4040